こんにちは。カトヒレです。
今日は、2025年最後の日になります。
2024年5月に25年間務めた警察を40代で早期退職して、2年目が終わろうとしています。
私は、約10年前に50歳までにはFIREするという目標を立てて行動してきました。
・家族持ちでFIREできるだけのお金を貯める。(1億円を貯める)
・お金の知識とコントロール能力を身に着ける。(FP1級取得や株式投資)
・いざとなったら再就職できる資格取得(宅建士資格の取得)
40歳手前から、目標を達成するためにこのような行動を取ってきました。
そして、2024年に念願だったFIREを達成しました。
FIREするうえで、だれもが気にするのがお金の問題です。
正社員の働き方を辞めるので、現職時代から収入が激減(若しくはゼロ)になります。
労働による収入がなくなるので、株式や不動産からの収入、若しくは今あるお金を取り崩しながら生活する必要があります。
私の場合は、退職時に1億円だった資産の4%を収益として得られると見込んでいます。
・資産(主に株式)から得られる収入が年間400万円。
・自分のアルバイト収入が年間150万円。
・妻もパートで年収130万円。
これらを合わせると680万円の収入になるので、家族4人でも生活できるだろうという計算です。
ただ、株式による収入(値上がり益や配当金)は、毎年大きく変動します。
毎年4%が、確実に得られるわけではありません。
プラス30%の年もあれば、マイナス20%になる年もあります。
株式市場の過去の歴史を振り返ってみると、平均して4~6%くらいになるというだけです。
安定収入ではないので、株式市場の運次第という面が大きいです。
だから、私のFIRE生活が金銭的に継続できるのか、破綻するのか、現時点では未確定なわけです。
株価の大暴落によって、お金が足りなくなって、老後貧乏になる可能性もあります。
お金が足りなくなるという不安に負けないメンタルを養うのも、FIREを実現するために必要な能力だと思います。
今日は、FIREして2年目の私の資産状況について書いていきます。
退職時の資産状況
私は2024年5月に、25年間務めた警察を退職しました。
1月初めに、退職の意思を職場の上司に伝えました。
3月初めを最終出勤日として、その後は有給休暇を取得。
約50日の有給期間を終了して、5月半ばに警察を退職しました。
6月中には、退職金とボーナスをもらいました。
(有給休暇が50日もらえる、退職後にボーナスがもらえるなど、退職時期を調整することで得することの記事も書いています。)

さて、退職時の資産は、1億849万円です。

この資産を、株式や債券、現金などで保有します。
因みにFIRE生活を継続するのに、株式などの運用は必須です。
銀行預金で1億円持っていても、年間の生活費が500万円なら20年で底をついてしまいます。
私なら70歳前に資産がゼロになってしまう計算です。
好みや運用の考え方に差があれ、ある程度の割合で株式を保有する必要があります。

当時の私は、株式保有比率が全資産の58%
現金、債券の割合が42%で保有していました。
この保有比率で、老後までお金ができるだけ減らないことを祈りながら、FIRE生活を続けます。
2024年末(退職した年の末)の資産状況
警察から退職金をもらった後、2024年6月の資産額は1億849万円でした。
ここから、警察からの給料がもらえない生活がスタートします。
できるだけ資産を減らさないようにして、年末を迎えたいと思いながら運用を続けます。

2024年末の資産額は、1億1126万円です。
警察退職後から、300万円近く増えていますね!(^^)!
FIREしてるのに、さらにお金が増えてるってすごいですよね。
ただ運が良かっただけと言えばそれまでなんですが、そう単純な話でもありません。
この年の8月中には、令和のブラックマンデーと呼ばれる株価の暴落が発生しています。

7月まで好調だった株式市場が突如として暴落し始めます。
4万2000円台だった日経平均株価も、3万1000台まで落ちています。
下落率でいうと、26%です。
1億円の株を持っていた場合は、2600万円の損失を受けます。
株式投資の経験が浅い人は、このような下落時に、慌てて売ってしまいます。
売りが売りを呼ぶパニック売りです。
このような時、私はどうしたかというと、みんなとは逆に買いを入れました(笑)
暴落していた期間が短かったので、そう多くは買えませんでしたが、300万円くらい株を追加購入しました。
そして、相場が回復してきた10月に株を売って、株式と現金の比率を再調整しました。
安い時期に買って、高い時期に売る。
株式投資で勝つ方法はこれに尽きるんですが、多くの人はこれの逆をやっちゃうんですね。
バブル期の株高に乗り遅れるなと株を買い、暴落時に慌てて狼狽売りする。
こういうことをしているようでは、FIREするのは無理だと思います。
2025年の資産状況
昨年、2024年末の資産は、1億1126万円でした。
あれから一年が経過して、2025年末の資産はどうなったのか。

1億643万円なので、500万円くらい減っています。
大分減らしちゃっているようにも見えますが、私は今年投資用の戸建て住宅を2件買っています。
約500万円の中古戸建て住宅を2件買ったので、約1000万円分の不動産を保有するようになりました。
警察退職後、不動産会社で勤務するようになって、不動産の知識もついたので、思い切って不動産投資デビューしました。
(不動産を購入したことについてもブログ記事にしています。)

株式、現金・債券という資産配分(ポートフォリオといいます)に加えて、不動産という項目が増えることになりました。

全資産のうち、不動産が約9%を占めるようになりました。
不動産を含めた総資産は、1億1678万円です。
昨年末の1億1126万円から、550万円くらい増えています。
2024年に続き、今年も運が良かったんですが、今年もそう単純な話ではないんです。

2025年4月にあった、トランプ関税による株価の下落。
これによって、私の資産額も一時1億円を割り込むところまで縮小しました。

もちろん、この時期も私は売らずに、逆に買い向かいました。
2025年のNISAの投資枠を、この時期に埋めに行きました。
暴落時に心を乱さず、チャンスと見れば果敢に買いに向かう。
2025年末の日経平均株価は5万円を超えているので、この時の投資行動でもお金を増やすことができています。
最後に
2025年もお金を減らさずにFIRE生活を送れています。
それどころか、年の初めより500万円以上資産を増やすことができました。
ここ数年、株価の好調が続いてきたので、来年は何かあるかもしれませんね。
仮に株式市場が不調になった場合、活きてくるのが不動産投資です。
居住用の不動産の需要は、好不況に左右されずらいので、安定して収入を得られる可能性が高いです。
どんなに景気が悪くったって、人間住む家は必要ですからね。
購入した賃貸用不動産は、一件を貸しに出していてもう一軒はリフォーム中です。
2件とも貸せた場合は、家賃収入が月額12万円になります。
家賃収入が入ることで、株価が不調時にも、あまり現金を取り崩さずに生活できるようになります。
不動産投資をすることで、株価に左右されがちなFIRE生活に安定感をもたらすことができると思います。
年末を迎えるにあたり、本当にFIREしてよかったと感じています。
警察時代は、3日に一度の当直をやっていました。
仮に31日が当直なら、1月1日が非番、2日が休みで、3日にまた当直。
このサイクルを延々と何年も続けます。
お盆、年末年始もあったもんじゃありません。
当直の日の朝は、6時台に家を出て、帰ってくるのは翌日の昼過ぎです。
こんな生活を続けるなんて、非人間的な労働だと思います(笑)
今年は、27日がアルバイトの最終出勤で、仕事始めは1月8日です。
世間並み以上の11連休を、のんびりと過ごさせてもらいます。
来年ものんびりとマイペースでブログを書いていくので、よろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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