こんにちは、カトヒレです。
新年あけましておめでとうございます。2025年もゆるくブログを続けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
私は、2024年5月に、25年間務めた警察を早期退職してセミリタイヤ生活に入っています。
10年前から目標にしてきた、
「50歳までに1億円をためて警察を退職する」
を達成して、セミリタイヤ生活に入っています。
現在の私は、貯めた資産を株式で保有して、その収益をメインとして生計を立てています。
そして、メインの生計を補完する目的で、不動産会社でのアルバイトをしています。
株式投資からの収益が、年間400万円。
私のアルバイト収入が、年間180万円。
妻のパート収入が、年間130万円。
こんな割合で生計を立てています。
現在、私がアルバイトで働いているのは、不動産会社での事務職です。
私は、警察在職中の2016年に宅建資格に合格していることと、不動産投資に興味があったこともあって、不動産会社で働くことにしました。
不動産の仕事は、私にとって趣味の延長のようなものなので、労働をしているという感覚はほとんどないです。
部活や趣味のサークルに参加しているような感じで、とても楽しく働けています。
また、フルタイム労働で残業バリバリの警察の仕事を辞めたので、余暇を過ごす時間も増えました。
今は、週4日勤務で一日8時間のペースで働いています。
残業や急な出勤も一切ありません。
セミリタイヤ後としては、まあまあ働いている方だとは思いますが、正社員の労働からすると遊びみたいなものです。
単純に労働時間が減ったことに合わせて、正社員のプレッシャーもなくなったので、いろんなことに挑戦しようという意欲も湧いてきました。
今日は2025年にやりたいことや目標などについて書いていきます。
新しく資格を取得する
私は、警察在職中にいくつかの資格を取得してきました。
警察を退職する際に、資格を活かして生計を立てていければいいなと思ったからです。
私が興味がある分野は、金融系や不動産の資格でした。
ということで、それらに関連する資格を手当たり次第に受験していきました。
2016年、宅建士、FP3級、FP2級
2017年、FP1級
2018年、CFP、証券外務員1種
2019年、簿記3級
それなりの数の資格を受けてきて思ったことは、実務経験を伴わない資格取得は、あまり役に立たないということです。
資格取得はゴールではなくて、あくまでその仕事に就くためのスタートラインであると思うようになりました。
実務経験を積まないまま、次の資格をどんどん取って行っても、あまり意味はない。
履歴書の保有資格の欄を埋めるくらいの意味しかないんじゃないか。
そう考えて、私は2019年以降に資格を取得するのを辞めたわけです。
そんな経緯で、私は約5年間資格の受験をしていませんでした。
ところが、2024年に警察を辞めて不動産業界に就職したことで、私は新たな資格取得を目指すようになりました。
私が今年受験することを決めたのは、賃貸不動産経営管理士という資格です。
賃貸不動産経営管理士とは
賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理に関する知識や技能、倫理観などを備える専門家を養成する資格です。
2021年から国家資格として認められた資格です。
業務の内容は、
・入居後の設備の維持管理
・住民間のトラブルの対応
・入居者とオーナーとの交渉の調整約
・退去時の立会い、原状回復
要するに、賃貸住宅の管理業務をする者が持つべきと、位置づけられた資格です。
不動産業界には、様々な業務形態があります。
①ハウスメーカーが自社で建設した新築住宅を一般客に販売する、新築販売業
②他の会社が建設した物件・個人のオーナーが売りたいと思っている物件と、買いたいという買主を見つけて両者を結びつける仲介業
③賃貸住宅のオーナーから、入居者を探しと入居後の管理を依頼される不動産管理業
私が取ろうとしている賃貸不動産経営管理士は、③の業務形態の不動産会社で働く際に役に立つ資格です。
私は現在、②の売りたい人と買いたい人を結びつける、不動産仲介業がメインの会社で働いています。そして、③の不動産管理業務も全業務の20%くらいは扱っています。
私はアルバイトなので、会社から資格取得を強く求められる立場ではないんですが、自分のスキルアップにつながる資格だと思って、この資格の受験を決めました。
賃貸不動産経営管理士の資格を取って、今の会社で不動産管理の実務を積んでいけば、不動産管理業をメインとする会社にいつでも転職できる。
自分が不動産業界で生きていくための選択肢を増やせる可能性がある資格だと思っています。
賃貸不動産経営管理士の難易度
賃貸不動産経営管理士の難易度は高くはありません。
不動産業界未経験者でも100~200時間くらいあれば取れるとされています。
業界経験者や宅建士資格を持っているのであれば、100時間未満でも合格可能なようです。
合格率は30%くらいですが、年々下落傾向なので、今後さらに試験が難化する可能性が高いと言われています。
これは資格全体に言われることですが、将来性の高い資格ほど難化します。
資格創設の初期は、有資格者(過去の合格者)が少ないために、合格者を量産する必要があります。
有資格者が少なすぎると、その業界の運営が維持できないからです。(今年からコンビニやスーパーのレジ打ちに、国家資格が必要になったとしたらどうでしょう。メチャクチャ簡単な試験にして、だれでも合格できるような難易度になるはずです。難しい試験にしたら、レジ打ちできる人が少なすぎて、小売業が成り立たなくなるからです。)
初期の段階では、ゆるい試験で合格者を量産します。
そうして、有資格者が増えてきて、これ以上資格者を量産する必要がない段階になると、今度は試験を難化させて、質の低い合格者を生まないようにします。
有資格者の量と質を、ちょうどいい具合に調整するわけです。
だから、将来性の高い資格は、難化する前に受験して合格しておいた方が得ということになります。
私は、賃貸不動産経営管理士は、今後需要が求められ、難化する可能性が高いと考えています。
そして、今後自分が不動産業界で働いていく上で、十分に役に立つ資格だと考えています。
試験の難易度はそれほどでもないので、テキストを購入して独学で挑みます。
早速メルカリでテキストと問題集を購入しました。
試験は、年一回で毎年11月です。
今から準備すれば、余裕をもって合格することができると思います。
賃貸管理業務をやってみたい理由
私は、自分の働き方の都合で、不動産売買の営業の仕事をしたいとは思いません。
不動産売買の営業の仕事は、とにかく忙しいです。
残業は当たり前だし、急な休日出勤もあります。
購入するお客さんの都合が優先されるので、それに合わせると、残業や休日出勤は仕方がないんですね。
私のようなアルバイト感覚で、務まる仕事ではありません。
セミリタイヤ後の働き方としては、ヘビー過ぎるんです。
だから私は、不動産営業をサポートする側の、不動産事務職を選んで働いているわけです。
事務職であれば、決まった量の仕事をこなすだけなので、急な残業などは発生しないですからね。
とは言え、半年以上事務職を続けてきて、事務だけでは仕事の幅も広がらない、とも思い始めてもいます。
そこで、賃貸住宅の営業や管理にも手を広げてみたいと考えています。
賃貸住宅の契約は、住宅購入の契約よりも、はるかに簡単です。
パートやアルバイトでも、賃貸の契約を取ることは可能です。
現に私も、事務という立場でも賃貸の契約は取っています。
セミリタイヤ後のアルバイトという、ライトな働き方をするという前提で、仕事の幅を広げていくのに、賃貸管理業務を勉強してみたいと考えています。
不動産業界で働く選択肢を広げていくため、賃貸不動産経営管理士の資格を受けてみようと思ったわけです。
趣味のマラソンを再開する
資格取得の項が長くなりすぎてしまいましたが、今年やりたいことはもう一つあります。
長年の趣味だった、マラソンの大会に再び出場することです。
私は、30代後半までかなりランニングを頑張っていて、各地の大会にも頻繁に参加していました。
福岡国際マラソン、別府大分毎日マラソン、東京マラソン、北海道マラソンなどの主要大会にも遠征していました。
それほど才能があったわけではなかったので、大した記録では走れませんでしたが、自分なりに頑張っていました。
お正月の箱根駅伝の選手が10キロを28~29分くらいで走るところ、私は32~33分くらいはかかります。
自分なりに頑張っていたランニングですが、40歳を手前にしてケガが多くなったことと、資格などの勉強に時間を充てるために、あまり走らなくなりました。
ランニングは、技術の要素が少ない競技なので、継続的に毎日走ることが競技力の決め手になります。
大会でいい記録で走るために、毎日走るという泥臭い努力はしなくなっていました。
もう10年近く、大会に出場してタイムを狙うということをやらなくなりましたが、セミリタイヤしたのを機に、もう一度やってみようかという気持ちになっています。
だいぶ年齢を重ねたので、昔のようなタイムでは走れないでしょうが、とりあえず10キロで40分を切るのを目標をやってみようかと思っています。
最後に
本文中にも書きましたが、私は警察の在職中に、資格の取得を熱心にやっていた時期がありました。
警察から離れても、経済的に自立できる可能性を広げたかったからです。
そして、2019年ころには、かなりの難関資格である、社会保険労務士の勉強をしていました。
社会保険労務士は、取得するのに1000時間くらいの勉強が必要です。
仕事をしながら取得するには、普通に2~3年の時間を要する資格です。
結果的に私は、社労士の勉強を半年くらい続けたところで断念しました。
理由は、社労士の資格を取得したとしても、自分が社労士として働くイメージを持てなかったからです。
難しい資格を取得してさえいれば、将来自分の役に立つだろう、というくらいの考えしかなかったのです。
そして、資格取得に向けて勉強していると、頑張っている気分になれます。
何かに向けて努力していることで、何もしていないより安心できたんだと思います。
でも、そのために多大な時間を費やしてしまうというのも事実です。
私は一時期、闇雲に資格の取得を目指す資格ゲッターになりかけていたんですが、路線修正しました。
取得した後の自分をイメージできないような資格に、多大な時間を費やすのは無駄じゃないかと思うようになりました。
今年受験しようとしている賃貸不動産経営管理士は、自分が不動産業界で働くうえで、活かせるイメージを持てています。
年初に、ちょうどいい目標を見つけることができたと思っています。
それとマラソンですね。
いきなり張り切ると、ケガして長期離脱するのが関の山なので、年末までに10キロ40分を狙えるくらいにしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
明けましておめでとうございます。
カトヒレさんのブログ更新を楽しみにしている、数年後にセミリタイヤをしたい男です。
現在官舎暮らしですが、セミリタイヤ前に警察官の現職属性を活かして、ファミリー向け中古戸建てのローン購入を考えています。
購入理由は、子どもが多いのと小型犬を飼っているからです。
子どもが巣立ってからは、一括返済して、小さい家に住み替えるつもりです。
少し未来の話ですが、そのときが来たら、カトヒレ不動産に相談に行きます!(笑)
よろしくお願いします!
匿名さん。明けましておめでとうございます。
警察官の属性を活かせば、住宅ローンは最高の条件で借りられますね。
住み替えの際に高く売れる住宅を買えれば、セミリタイヤの時期も早まりますね。
不動産について、私がいいアドバイスができるかはわかりませんが、お話を伺いたいと思います。
お待ちしていますね!(^^)!