25年勤めた警察を早期退職。10年間の退職準備期間のモチベーションについて

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警察官のセミリタイヤについて

こんにちは、カトヒレです。

 

私は、2024年に25年間勤めた警察を40代で早期退職し、資産運用しながらセミリタイヤ生活をしています。

セミリタイヤを目指すようになったのは、2014年ころで10年間かけて準備をして退職しました。

「準備」とは何かというと、お金を貯めて1億円の資産を作ることです。

もらった給料を、株や不動産などの収益を生む「資産」に変換することで、収益を得ることができます。

これらの「資産」は、自分が働かなくても、勝手に働いてくれて私に収益を持ってきてくれます。

「資産」を大きくしていけば、自分が働かなくても「資産」からの収益で生活することが可能になります。

これが、セミリタイヤ生活です。

2014年ころに4000万円弱だった資産を、節約や追加投資をすることで資産を増やしていきました。

そして、2024年に目標としていた1億円に達することができた。

そして、予定通りに早期退職をしました。

 

今日は、早期退職を決意した理由と、準備期間の10年間にどんなことを考えていたかなどを書いていきます。

警察官になった理由と辞めた理由

早期退職を目指した理由は、シンプルに警察の仕事内容と組織が好きになれなかったからです。

じゃあ何で警察になったの?ということになりますよね。

それは、就職氷河期に社会に出る年代だったからです。

民間企業は採用人数を大幅に絞り込んでいたし、内定取り消しなんかもザラにあった時代です。

私が意識が低い大学生だったこともありますが、就活の時期になっても特にやりたい仕事もありませんでした。

それだったら、民間企業に就活するよりも試験で公務員を受けた方が勝算があると思ったんですよね。

それで受験して受かったのが千葉県警です。

当時は今と違い、倍率が10倍くらいあったみたいです。

試験は、筆記と論文、面接で、3月ころから準備して、6月の試験を受験して合格だったと記憶してます。

翌年の4月に警察学校に入校してみると、同期生は約70名。

MARCH卒以上の学歴の人がゴロゴロいましたね。

就職氷河期なので、優秀な人が公務員に流れてきていたように思います。

 

さて、このように低い意識で警察官になった私なので、警察の仕事や組織に憧れなどはありません。

なので、過酷な仕事とされる警察官の仕事を好きじゃないのは、当然と言えば当然でしょう。

朝の8:30から業務を開始して、終了するのは翌日の8:30。仮眠は最大でも4時間。仮眠時間に事件を扱えば、一睡もできない日もある。扱った事件の処理に必要な書類作成があれば、帰りは夕方になる。非番の夕方にフラフラになって帰り、翌日は休みで、その次の日はまた当直。3日サイクルは72時間で、36時間仕事を続けて、次の36時間が休みになる。この3日サイクルを一つの警察署で5年続けて、違う警察署に異動していく。これを定年まで延々と続ける。

これ、普通の労働環境じゃないですよね??

しかも、上記は警察の中で比較的楽とされている、地域警察官の勤務形態です。

刑事、生活安全、交通などの専務警察は、さらに過酷です。

よっぽど警察の仕事そのものが好きだったり、頑健な体や精神力がないと、喜んで働ける環境ではありません。

警察の仕事を辞めても、生計を立てる見込みがあるなら、辞めたいと思う人がほとんどじゃないでしょうか。

私の予想だと、警察の仕事を辞めても生計を立てられる見込みがあるなら、80%くらいの人は辞めるんじゃないでしょうか。(何パーセントの人が辞めるかの予想、コメントしてくれると嬉しいです!(^^)!)

因みに、私が仕事を辞めることを上司に告げたときの面接は10分くらいで終了しました。

「宅建士やFPなどの資格を持っているので、それを活かした仕事をしたいです。そのために10年間勉強してきました。」このように課長に告げたところ、特に引き留められることもなく面接は終了。

その後、署長や副署長に呼び出されるでもなく、退職届を提出して終わりです。あっけないものです。

上司たちが警察の仕事の魅力ややりがい、社会貢献などについて語ってくることはありませんでしたね。これが、上司たちの本音を物語っていることだと思います。

金に困ってないなら、誰だって警察の仕事なんか辞めたいに決まってるよな

上司も、本音ではそう思っているでしょうね。

それから実際に退職するまでに数か月間勤務を続けましたが、いろんな人から羨ましがられてしまいました。

早期退職を考えるようになったキッカケ

警察を早期退職をしようと思ったのは、2014年ころです。

早期退職を考えるようになったきっかけは、お金のことについての勉強を始めたからです。

それまでの私は、お金のことに興味がなく、保険のこと、家のこと、年金のこと、株などの投資のことの知識がほぼゼロでした。

これじゃマズイだろうと思い、FP資格などの内容を勉強したり、日経新聞を読んだりするようになりました。

ネットでの情報収集もかなりやりました。

今どきは、セミリタイヤや資産運用の動画などもたくさんありますが、当時は情報発信している人は少なかったです。

それでも中には、優良だと思うブログなどもあって、そういうもので勉強しているうちにセミリタイヤという生き方があるのを知りました。

「会社員でも給料をインデックスファンドに積み立てることで資産を増やすことができる。そして、資産が1億円くらいの規模になると早期退職も見えてくる。」

まとめるとこのような考えになりました。

自分の場合は、40歳時点で資産が4000万円くらいある。

給料から貯金できる金額は、毎年200~300万円くらいになる。

これらを年利5%で運用させながら増やしていければ、50歳くらいに1億円も視野に入る。

じゃあ、50歳で資産を1億円にして、警察を早期退職してみよう。

このように考えるようになりました。

退職までの時系列

最近、コメントをいただきました。

「早期退職を目標にしてから、実際に退職するまでに10年間あります。それだけの長期間、モチベーションを維持できた理由はなんですか?」ということです。

モチベーションを維持できた理由は、あまりにも警察が嫌いだったからです(笑)

質問の答えになっているかは微妙ですが、警察を早期退職するまでの時系列を書きます。

2014年

上記のように、私が警察を早期退職することを目指すキッカケになったのが2014年です。

お金の勉強と並行して、自分自身の資産を数えてみると、大体4000万円くらいありました。

40歳を手前にしてこの金額ですから、かなりの節約家の部類に入ると思います。

当時の資産の多くは、積み立て型の保険でした。

警察でいうと、ゆとり年金とか財形年金などです。

そのほかにも、民間の積立保険にもかなり加入していました。

積み立て型の保険の資産額は、「今解約したらいくらもどってくるのか」の解約返戻金になります。

今までいくら積み立てた、満期になったらいくら戻ってくる、などではありません。

なので、年1回送られてくる保険の証書などを見ないと、その時点の解約返戻金はわかりません。

その辺も含めて、ド素人だった私は、今の自分の資産額がいくらなのか、当初はわかっていませんでした。

お金の勉強をしながら、自分の今の資産額がいくらなのかを正確に把握するのが第一歩になります。

そうして自分の総資産を把握しながら、株式などの収益を生む資産を買っていきました。

買ったのは、外国株式を中心に広く分散を効かせたインデックスファンドです。

今でいうところの、オルカンやS&P500です。

2015~2017年

この時期は、節約したお金でインデックスファンドを淡々と積み立てることを継続していました。

この時期の株式市場は、相場が冷え込んでいて、一時は損失を400万円も抱えました。

投資初心者の状態でこれだけの損失を抱えると、心理的にやられて撤退する人も多いと思います。

でも、私は投資を始める前に勉強をしていたので、なんとか売らずに乗り切ることができました。

この時期に撤退していたら、間違いなく今も警察を続けているでしょう。

「インデックス投資は、買ったら後は放置」というのは半分正解でもあるんですが、半分間違いだと思います。

投資に対してノー勉だと、相場下落時にビビッて撤退するリスクが高まります。

売らずに堪えて持ち続ける握力は、勉強しないと養えないと思います。

だから、投資を始めて12年たった今も、投資の勉強は継続しています。

投資の勉強と合わせて、資格取得も熱心にやっていました。

この時期にFP3級から1級までを取得。

2016年には宅建士試験に一回で合格しています。

将来、警察を退職した後に、これらの資格を活かせると思ったことと、純粋に勉強していて楽しいとも感じました。

人間、好きなものにはいくらでも労力を注げるもので、お金の勉強は私にとっては楽しかったです。

警察の仕事とはえらい違いですね(笑)

このころは、50歳までに1億円貯めて早期退職の目標は、達成できるか半信半疑でした。

投資しているお金は予定通りには増えないし、資格を取ったくらいで、お金を稼ぐのは難しいだろうと思っていました。

それでも、警察を定年までやるのは絶対に嫌だったので、淡々と勉強と投資を継続しました。

2018~2020年

それまで、投資の成績は良くありませんでしたが、給料を毎年200~300万円貯蓄に回せていました。

2018年中には資産が5000万円になっていました。

2019年も順調だったのですが、2020年3月にコロナショックに遭います。

ネットの投資家界隈も大騒ぎで、世界経済の終わりとか、さらなる暴落で2番底が来るとか、総悲観の状態でした。

私の資産も1000万円くらいあった含み益が一気に吹き飛び、マイナス200万円くらいになりました。

ここでも、私は持っていたインデックスファンドを売らずに、むしろ若干の買い増しに向かいました。

6年かけた含み益が吹き飛んだけど、これだけ安く変えるのはチャンスじゃないのか?

不安はありましたが、買い増しに向かえたのも勉強の成果だと思います。

一時、30%以上の暴落のコロナショックでしたが、暴落の期間は短く、わずか半年で株価は元に戻りました。

そして、2020年中には資産が6000万円を越えました。

この時期は、投資による資産の増加をしっかりと感じられるようになり、コロナショックを売らずに乗り切れたのも自信になりました。

投資家として、自分は初級を卒業して、中級の領域に入ってきたと思えるようになりました。

この年にツイッターを始めて、投資やセミリタイヤネタを投稿するようになりました。

1年でフォロワーが1000人くらいになり、予想以上に伸びて驚きました。

今では、ほとんど投稿しないのにフォロワーが1万人以上もいるアカウントになりました。

セミリタイヤのネタを毎日のように投稿することで、自分がセミリタイヤするのが当たり前のことのように、自分で思い込むようになったのかもしれません。

2021~2023年

2021年に人事異動があり、10年間勤務した駐在所を出ることになりました。

異動先は、県内の比較的都市部の警察署の地域課です。

通常、一つの警察署には5年在籍します。

私は、この異動先の警察署を最後に、警察を辞めることを決めました。

つまり、あと5年以内に警察を辞める決意をして、この警察署で働くことになりました。

2021年中は、資産が7000万円を超えました。

目標だった50歳1億円の目標も、かなり現実味を帯びてきました。

このころ、警察の情報システムで、自分が辞めたときに自分の退職金を計算できるツールがあることを知りました。

それによると、2021年に退職しても、退職金は1000万円以上あることが分かりました。

退職金が1000万円あるということは、自分の資産が9000万円あれば、合計で1億円になります。

2022年中は、相場が低迷したので資産は7000万円前半から増えず。

そして、2023年は相場が好調で、資産が8000万円を超えます。

2023年末付近で、総資産は8700万円。

あっ!もうこれ、辞めていいタイミングだ!

2024年の1月に、上司に仕事を辞める旨を告げて退職決定。

退職に対して、まったく未練はありませんでした。

最後に

警察官になった理由、警察官を辞めた理由、時系列を書いてきました。

辞めた理由はただ一つ、警察の仕事が嫌だったからです。

そして、お金の心配がないなら、警察の仕事を続ける人がどれだけいるのかという話です。

私は文中で、お金の心配がないなら80%の人が警察を辞めると書きました。

見当はずれですかねえ?

このブログの読者の多くに、警察関係の方がいると思います。

コメント欄に、「〇〇パーセント!」と書いていただくだけでも結構です。

面白い統計になるかもしれませんので、書いていただけると嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. 風来坊 より:

    8割くらいかと。これしかないという人も2割いる感じです。

    • katohire katohire より:

      風来坊さん、ありがとうございます。

      8割くらい。私と同じですね。

      警察が天職だと思える人も2割はいそうですよね!(^^)!

  2. 匿名 より:

    警部補以下は95%、警部以上は50%

    • katohire katohire より:

      匿名さん、ありがとうございます。

      階級によっても違いそうですよね。

      確かに、警部まで昇進するくらいなら、辞めたくてしょうがない人は少ないかもしれませんね。

  3. さざなみ より:

    70パーセント!

    • katohire katohire より:

      さざなみさん、ありがとうございます。

      お金の心配がなければやめたい人が7割。半分を大きく超える人が辞めそうですね。

  4. わたあめ より:

    お疲れ様です。いつもブログ拝見しています。
    私も同県の一番忙しいといわれる署に勤めていましたが、地域課の勤務交代前の雰囲気はどんよりと重かったです。特に年配の先輩方は目が死んでました笑
    家族持ちの転職組でしたがあまりにも3交代制や人間関係がキツくて合わず、またすぐに違う公職に転職しました。
    警察官という過酷な環境を少しでも味わえたおかげでいまの職場がいかに恵まれているか実感できます。
    お金があったら辞めたいと考えてる人は70%はいそうな気はします!

    • katohire katohire より:

      わたあめさん、ありがとうございます。

      私と同県で働かれていた方ですね!(^^)!
      忙しい警察署だと、みんな目が死んでましたよね。朝の指示がお通夜みたいになってました。
      あの環境で、楽しく仕事をできる人は本当にすごいですよね。私には絶対無理だと思い、セミリタイヤを目指しました。
      私も辞めて2年になりますが、警察の仕事に戻りたいとは微塵も思わないんですよね。

      私の予想は80%ですが、それに近い数字ですね。

  5. 小松 より:

    こんにちは。小松です。

    モチベーション維持についての記事、さっそく書いていただきありがとうございます!
    その理由が「警察が嫌い」という、シンプルで刺さりました。(笑)
    飾らない本音だからこそ、モチベーションとして機能するんでしょうね。

    お金の心配がなければ、辞める人は8割どころか10割近いのでは…と密かに思っております。
    それだけブラックで過酷な職場かと。

    私もカトヒレさんに遠く及びませんが、資産形成がんばります!

    • katohire katohire より:

      小松さん、記事執筆の要望を頂き、ありがとうございました。それなりの反響を頂ける記事を書くことができました。

      私は警察の仕事を好きになることがどうしてもできませんでした。
      それでも、要領の良さとか、立ち居振る舞いで、周囲と軋轢も起こさなかったので、長く続けられたんだと思います。
      でも、それはあくまで、我慢できないほどきつくはないけど、楽しくなることは絶対にない。という感覚でした。
      お金の心配がないなら、はいサヨナラという程度の思い入れしかありませんでした。
      小松さんの参考になる記事が書けたなら、発信者としての冥利に尽きます!(^^)!

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